岡山大学 ダイバーシティ推進本部

推進本部についてAbout the Organization

ご挨拶(ダイバーシティ推進本部長)

 岡山大学では、多様な教職員が、それぞれの力を最大限発揮することができるダイバーシティ文化を職場に根付かせるために、「岡山大学ダイバーシティポリシー」を策定し、2008年度に「ダイバーシティ推進本部」を設置しています。ダイバーシティ推進本部は、男女共同参画室、次世代育成支援室、障がい者雇用推進室、高齢者雇用安定室の4室で構成しています。
「グッドジョブセンター」は、その前身は障がい者の雇用の業務を行うことを目的に、2009年4月に「グッドジョブ支援センター」として設置されました。以後、障がい者が支援員の指導の下、文書集配業務や全学の機密廃棄文書のシュレッダー作業、津島キャンパス・鹿田キャンパスの環境整備、本部棟内・附属図書館・教育学部・農学部・薬学部等内の清掃業務、農学部附属山陽圏フィールド科学センターにおける農作業・学内販売などを実施してきましたが、本学における障がい者の就業環境の整備の一環として、学内業務の支援という補助的な役割にとどまらず、より良い活動の広がりとセンターの充実を目指すため、2021年4月、名称を「グッドジョブセンター」と改めました。
 グッドジョブセンターでは、障がいという個性に配慮し、一人ひとりが持てる力を最大限発揮できる環境を整えるために、障がい理解、個人理解に基づいた支援方法を検討し、必要であれば他の専門機関とも連携して、安心できる職場環境を整備するように支援者を配置しています。2023年4月現在、障がい者38人、サポート職員15人、事務職員4人が所属する職場に成長し、本学の障がい者雇用率は、障がい者法定雇用率2.6%を達成しています。また、職場環境につきましても、職員数の増加に伴い手狭になった事務所を、2019年5月に面談室、会議室、休憩所、作業室を配置する事務所の増築を行っています。
 今後も、グッドジョブセンターの職員にとって、岡山大学がより働きやすい職場になるように、大学としてグッドジョブセンターの支援を継続したいと考えています。

令和5年4月
ダイバーシティ推進本部長 三村 由香里