出産※a・育児※b・介護及び看病※cを理由に、研究時間の確保が困難な教員および非常勤研究員を対象に、研究者の指示の下で研究補助業務に従事する研究支援員を配置する「研究支援員事業」を実施しています。
研究支援員事業Assignment of Research Support Staff
本学に所属する常勤教員および研究を主たる業務とする非常勤研究員に対して、出産・育児・介護等により研究時間の確保が困難になった際に、一時的な期間また緊急的に支援が必要な研究者に対して、研究活動に必要な研究補助業務(実験補助、研究データ分析、統計処理、資料作成、文献調査等)に従事する「研究支援員」の配置を支援いたします。
なお、令和4年度から利用対象者、申請期間等が変更になっていますので以下を確認のうえ申請ください。
利用申請:令和5年度 研究支援員事業
公募要領
申請期間(年2回)
※予算の状況により、令和5年度第2回目の募集は保留とします。ご理解ください。
第1回申請期間「令和4年12月20日~令和5年1月25日」:令和5年4月以降利用開始
第2回申請期間「令和5年6月23日~令和5年7月25日」 :令和5年10月以降利用開始(予算の都合により保留)
利用対象
本学と雇用関係にある常勤の教育職員、非常勤研究員及び契約職員(特別契約職員にあっては教育職員に限る)のうち、出産※a・育児※b・介護及び看病※cにより研究時間の確保が困難な者。
原則として、産前産後休暇・育児休業・介護休業中は研究支援員事業の利用は認めておりませんが、特別な事情があり、代理人に業務を一任できる場合は申請可能です。
また、年間300万円以上の研究費(人的支援にかかる費用を含める)を獲得あるいは付与されている方は対象になりません。
a. 出産
妊娠中の者。
b. 育児
小学校低学年までの児童を主として養育している者。(令和4年度から変更)
c. 介護等
要介護者・要看病者である家族を主として介護・看病している者。
支援期間
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支援期間は、令和5年4月以降最長1年間(年度内の期間)としますが、令和5年度の予算の状況により、利用開始が遅れる可能性がある旨、ご理解ください。また、研究支援員の雇用に関する手続きが期日までにできない場合は、開始時期が遅れることがあります。
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支援期間終了後に本事業の継続利用を希望する場合は、当該期間の利用者募集時に再度申請して下さい。なお、本事業による支援期間は、申請理由ごとに通算36ヶ月を上限とします。
支援内容等
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研究活動に必要な研究補助業務(実験補助、研究データ分析、統計処理、資料作成、文献調査等)に従事する研究支援員の雇用に関する費用を助成します。(TA業務等は除く)
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支援時間は週10時間を上限としますが、予算の都合により削減する場合があります。
利用申請
申請方法
以下フォームから入力して申請ください(12月20日からフォーム入力可能)。
- 証明書:上記申請フォームに該当証明書をアップロードください。
※a出産:母子手帳の表紙の画像
※b育児:児童の生年月日を証明できるもの(健康保険証もしくは住民票)の画像
※c介護及び看病:市町村による要介護認定等を証明できるもの(介護保険被保険者証等)、
もしくは家族の入院や疾病状況を証明、あるいは説明できるもの(診療費の領収書等)の画像 - 利用要件が満たされている方は、本室の担当教員との面談(20分程度)を行いますので、面談日の調整にご協力ください。
申請期間
表の続きは横スクロールでご覧いただけます。
申請期間 | 採用希望日 |
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令和4年12月20日~令和5年1月25日 | 令和5年4月1日 以降 |
※予算の状況により、第2回目の募集は保留とします。
選考と結果
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男女共同参画室において、書類審査(利用資格確認)後、面接審査を行います。継続申請者も面談します。面接審査の日時については、申請締切後改めて男女共同参画室よりお知らせします。(面接時間:1名20分程度)
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利用の可否及び支援時間を決定し、申請者に通知します。
研究支援員の雇用
研究支援員の推薦
利用者が研究支援員を選考後、採用手続きするものとします。また、本学在籍中の学部生・院生を研究支援員として雇用することもできますが、その場合は、以下の事項に注意して選考を行って下さい。
- 学生としての本分遂行に支障がないこと。
- 指導教員の了承を得ていること。
- 履修登録科目と重複しない時間帯に勤務すること。
- すでにRAあるいはTAとして雇用されている学生の場合、RAあるいはTAとしての雇用と研究支援員としての雇用との合計勤務時間が週19時間以内であること。
研究支援員の受入
研究支援員は、岡山大学の非常勤職員として14日間の試用期間をもって雇用されます。研究支援員の給与は、岡山大学非常勤職員就業規則の規定に基づき以下の時間給とします。
- 学士以上の学位取得者・・・ 1,100円
- その他・・・・・・・・・・ 1,000円
研究支援員の業務内容・勤務時間等
- 研究支援員が支援できる業務は利用者の研究補助に限定されます。勤務時間中に支援員自身の研究や学習等、支援業務以外の活動に従事することはできません。
- 研究支援員は、利用者もしくはその代理人による監督の下、前もって決められた勤務時間内に勤務するものとします。原則として夜間・週末・祝祭日の勤務はできません。
- 利用者と研究支援員の研究分野が同じであるため、支援業務と支援員自身の研究とを分けることが難しい場合は、研究支援員は職務専念義務に従い、利用者の研究テーマに直接関係する補助業務のみを行うようにしてください。
利用報告
事業利用終了後、事業利用報告を男女共同参画室まで提出して下さい。
なお、本事業利用により得た研究成果を発表する場合は、その旨、記載をお願いします。
(記載例:「この成果は、岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画室研究支援員事業の支援を受けたものです。」「The results of this research are funded by Okayama University Assignment of Research Support Staff.」)
留意事項
- その他研究支援員事業の利用手続きは、別に定める利用の手続きを参照して下さい。
- 研究支援員には、職務上知ることのできた秘密を他に漏らしてはならないという守秘義務に関する誓約書を採用時に署名をしていただきます。なお、研究成果の取り扱い等のトラブルが発生した場合、男女共同参画室では責任を負いかねますので、利用申請者と研究支援員の間で事前に十分話し合い、確認を行っておいてください。
個人情報の取扱い
本事業申請により取得する個人情報は、選考及び助成金業務にのみ使用します。
Q&A
- 支援期間を上限を超過して事業の利用を希望する場合はどうしたらよいでしょうか?
- 研究支援員事業では1回の申請につき最大12ヶ月間(年度内)の利用しか認めておりません。(予算及び状況により変動があります)
次年度も継続して利用を希望する場合は、改めて申請を行って下さい(前年度12~1月頃公募開始予定)。 - 複数の研究支援員に業務を分担してもらうことは可能ですか?
- 複数の研究支援員が勤務する時間の合計が、支援期間の週の上限時間以内であれば可能です。
また、期間をあらかじめ区切った上で、それぞれの期間に異なる研究支援員を雇用することも可能です。
申請・問い合わせ先
- 岡山大学ダイバーシティ推進本部男女共同参画室
〒700-8530 岡山市北区津島中一丁目1番1号
TEL:086-251-7011
E-MAIL:sankaku1@adm.okayama-u.ac.jp